先日NHKアーカイブスで放送された
『広島 受け継がれる伝説〜25年前の優勝支えた”炎の男”』
ようやく見ることができました。
『広島 受け継がれる伝説〜25年前の優勝支えた”炎の男”』
過去に放送された
『もう一度投げたかった 〜炎のストッパー津田恒実の直球人生〜』
だけでなく、他の映像やゲストのコメントを交え、改めて津田恒美さんの人生を振り返る番組でした。
今回の優勝しかカープの優勝を知らない人も多いなか、改めて過去の優勝、その原動力となった偉大な選手のことに触れる良い機会だったと思います。
出演は25年前の優勝投手、大野豊さん。
まずは 2014年に放送された
『古田敦也のプロ野球ベストゲーム 1991年10月13日 広島対阪神』
連敗が続き7月には首位と7.5差の4位という状況から、チーム全員が津田投手のためにがんばろう!
とチーム一丸となり、逆転優勝を決めた年。
その集大成である優勝を決めた試合の話でした。
この時も大野さんと、達川さんが出演されていました。
2アウト、最後のバッターを2ストライクまで追い込んだ時、達川さんの脳裏に津田投手の顔が浮かんだそうです。
『津田と会話しましたね。最後、お前の大好きな外のまっすぐでいいか?』
津田投手の決め球が大野投手に託され、そしてそれを大野投手が外します。
『津田、大野のまっすぐじゃ無理じゃけぇ、もうスライダーに変えさせてくれぇ』
達川さん、相変わらず笑わせてくれます(笑)
そして大野投手はスライダーで三振をとり、優勝を決めます。
『あの年ほど目に見えない力に支えられ、後押しされたのは感じたことがなかった。』
映像が終わっての大野さんのコメントが、当時の選手の気持ちを物語ってくれていました。
そして続けて放送された
『もう一度投げたかった 〜炎のストッパー津田恒実の直球人生〜』
最後まで戦い抜いた津田投手。その気持ちは本当に受け継がれていると思います。
以前も書きましたが、来月には大阪でも再演があります、津田恒実物語。
優勝した今年こそ、あらためて過去の優勝を振り返るひとつの機会にしたいと思います。
http://yoshi-23.com/177.html
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